ネコでもわかる python-dotenv
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API キーなどの秘密をソースに直書きするとニャんとも危険。python-dotenv で .env を読み込む流れをネコ目線で押さえましょう。
1. インストールとファイル準備
pip install python-dotenv
プロジェクトのルートに .env ファイルを作ります。
API_KEY=super-secret-cat
DEBUG=true
2. 読み込むおまじない
from dotenv import load_dotenv
load_dotenv()
これで .env の値が環境変数として使えるようになります。
3. 値を取り出す基本
import os
api_key = os.getenv("API_KEY")
if not api_key:
raise RuntimeError("API_KEY が設定されていません")
debug = os.getenv("DEBUG", "false").lower() == "true"
os.getenvで値を取得。- デフォルト値を第二引数に渡しておくと安心。
4. ファイルを分けたいとき
.envは Git にコミットせず、.env.exampleを用意して共有しましょう。- テスト用に別ファイルを読み込みたいときは
load_dotenv(".env.test")のようにパスを渡します。
5. 最低限押さえる注意点
.envに書いた値はプロセス起動時に読み込まれるので、更新したらプロセスを再起動。- クラウド環境では
.envが使えないこともあるため、環境変数で上書きできる設計にしておくと安心。
これで設定管理もネコの手レベルで完璧です。