BeaSkyblue

ネコでもわかる python-dotenv

· 2 min read

API キーなどの秘密をソースに直書きするとニャんとも危険。python-dotenv.env を読み込む流れをネコ目線で押さえましょう。

1. インストールとファイル準備

pip install python-dotenv

プロジェクトのルートに .env ファイルを作ります。

API_KEY=super-secret-cat
DEBUG=true

2. 読み込むおまじない

from dotenv import load_dotenv
load_dotenv()

これで .env の値が環境変数として使えるようになります。

3. 値を取り出す基本

import os

api_key = os.getenv("API_KEY")
if not api_key:
    raise RuntimeError("API_KEY が設定されていません")

debug = os.getenv("DEBUG", "false").lower() == "true"
  • os.getenv で値を取得。
  • デフォルト値を第二引数に渡しておくと安心。

4. ファイルを分けたいとき

  • .env は Git にコミットせず、.env.example を用意して共有しましょう。
  • テスト用に別ファイルを読み込みたいときは load_dotenv(".env.test") のようにパスを渡します。

5. 最低限押さえる注意点

  • .env に書いた値はプロセス起動時に読み込まれるので、更新したらプロセスを再起動。
  • クラウド環境では .env が使えないこともあるため、環境変数で上書きできる設計にしておくと安心。

これで設定管理もネコの手レベルで完璧です。